資料名 |
平成24年度海棲哺乳類生息状況調査業務報告書 |
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調査主体・事業費 |
北海道・249万円 |
評価項目 |
特異な生態系の生産性が維持されていること。 |
評価指標 |
来遊頭数 |
評価基準 |
アザラシの保護管理に重大な支障を生じさせないこと(絶滅のおそれを生じさせない)。 |
<平成24年度の具体的調査手法>
海上(船によるライントランセクト)及び上空(ヘリセンサス)からアザラシ類の上陸、回遊個体の状況及び出産状況を双眼鏡等で確認し、種別及び個体数、分布域等について把握する。
<平成24年度の具体的調査データ>
(上空からの調査結果)
年月日 |
アザラシ類 |
備考 |
|||
ゴマフアザラシ |
クラカケアザラシ |
不明 |
合計 |
||
25.3.12 |
3 |
3 |
7 |
13 |
|
25.3.15 |
2 |
7 |
2 |
11 |
|
合計 |
5 |
10 |
9 |
24 |
(海上からの調査結果)
年月日 |
アザラシ類 |
備考 |
||||
上陸 |
遊泳 |
合計 |
||||
ゴマフ |
クラカケ |
ゴマフ |
クラカケ |
|||
25.3.24 |
5(親子1組) |
10(オス5頭) |
2 |
3 |
20 |
|
25.3.25 |
4(親子1組) |
1 |
0 |
0 |
5 |
親子の近くにミンク |
<コメント>
・上空からの調査の結果、オホーツク海側では、12日と15日の両日ともゴマフアザラシとクラカケアザラシが確認された。クラカケアザラシはオス個体が多かった。
・海上からの調査の結果、知床半島の羅臼側では、24日、25日の両日とも、流氷上でゴマフアザラシの親子とクラカケアザラシが確認された。また、25日は海中ではミンククジラも確認された。
・アザラシが上陸していた流氷は、非常に薄く、親が上陸すると縁が割れて崩れるというようなものも多く、出産後すぐの子が生存するためには環境がますます厳しくなっているものと推測された。
・ゴマフアザラシの親子は発見されたが、クラカケアザラシはお腹が大きなメスが見られ、やはりクラカケアザラシの出産の方が遅いことが示唆された。
・水深等に関わらず、ゴマフアザラシは比較的海水面が多くある流氷の縁に、クラカケアザラシはより密接した流氷に上陸している傾向が見られた。