海域

<背景>
 知床(知床世界自然遺産地域(以下「遺産地域」という。)とその周辺海域をいう。)の特徴は、北半球で流氷(以下「海氷」という。)が到来する最も低緯度に位置する海域であり、季節海氷による影響を大きく受け、特異な生態系の構造と機能が見られるとともに、サケ類が河川に遡上し、海洋生態系と陸上生態系の相互関係が顕著なことである。
 世界自然遺産登録を契機として、遺産地域内海域の海洋生態系の保全と、漁業や海洋レクリエーションなどの人間活動による適正な利用との両立を将来にわたって維持していくため、統合的な海域管理計画を平成19年に策定した。その後、当該計画に基づくモニタリングの結果や知床の海域における自然的・社会的状況の変化等を踏まえ、2回に渡る見直しを経て、2018(平成30年)に第3期計画を策定した。

<目的>
 海域管理計画は、遺産地域内海域における海洋生態系の保全と、持続的な水産資源利用による安定的な漁業の営み及び海洋レクリエーションなどの人間活動による適正な利用の両立を目的とする。

<策定主体>
環境省、北海道

下の一覧にある計画書名、またはアイコンをクリックすると内容をご覧になれます。

海域

 

PDFファイルをご覧いただくには、アプリケーション『Adobe Acrobat Reader(アドビアクロバットリーダー)』が必要です。右のアイコンをクリックし、無料配布されているアクロバットリーダーをダウンロードしてください。(注:接続回線の状況によっては時間がかかる場合があります)
Adobe Acrobat Reader(アドビアクロバットリーダー)をダウンロードする