知床世界自然遺産地域の利用のあり方について議論しています。この会議は、知床世界自然遺産地域適正利用・エコツーリズムWGのメンバーと知床世界自然遺産地域連絡会議適正利用・エコツーリズム部会のメンバーが合同で組織しています。
「知床国立公園利用適正化検討会議」の活動は平成21年度を以って終了し、平成22年度より「知床世界自然遺産地域適正利用・エコツーリズム検討会議」に引き継がれました。
知床国立公園の望ましい保護と利用のあり方(利用の適正化)については平成13年度に、学識経験者、地域関係団体及び関係行政機関で構成する「知床国立公園適正利用基本構想検討会」を設置し、検討が行われ、「適正利用基本計画」を作成することが提案されました。
以降、知床半島先端部地区、知床半島中央地区の二つの地域に分けて基本計画の検討が行われ、平成16年12月、「知床国立公園利用適正化検討会議」において「知床半島先端部地区利用適正化基本計画(案)」が了承されました。また、平成17年9月の同検討会議において「知床半島中央部地区利用適正化基本計画(案)」が了承されました。
また、「知床半島先端部地区利用適正化基本計画」に基づき作成した「知床半島先端部地区利用の心得(案)」が平成20年1月の同検討会議において了承されました。
会議名 | 開催日 | 会議資料 | 議事概要 |
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保護と利用意見交換会(羅臼) | 2008年2月20日 | ![]() |
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保護と利用意見交換会(ウトロ) | 2008年2月19日 | ![]() |
*1)平成18年度第3回 利用適正化検討会議と合同開催
*2)平成18年度第3回 中央地区部会と合同開催
*1)平成18年度第3回 利用適正化検討会議と合同開催
*2)平成18年度第2回 先端地区部会と合同開催
*3)平成18年度第2回 利用適正化検討会議と合同開催
*4)平成18年度第1回 半島先端部地区作業部会と合同開催
環境省、北海道、斜里町の3行政機関、同地区の公園管理団体、エコツーリズム推進団体、観光事業者、ガイド事業者、住民団体等、同地区の関係者が、円滑な実施協力に向けた合意形成を図るために、具体的な利用調整の計画等を検討し協議を行うために設置された協議会です。
ウトロ海域を利用する各関係者、海鳥及び自然環境それぞれにとって好ましい状態(win-win-win-…の関係)を創出するために、持続可能なウトロ海域の利用を検討し協議を行うために設置された協議会です。
平成23年度第2回会議より、会議名称を「ウトロ海域における海鳥の保護と持続可能な海域利用検討会」から「適正利用・エコツーリズム検討会議 ウトロ海域部会」に変更しました。
カムイワッカ地区の利用における諸課題について議論しています。
知床世界自然遺産地域適正利用エコツーリズム検討会議の部会として、羅臼湖地域の希少な湿原植生を保全しつつ良質な自然体験を提供するために設置されています。
知床エコツーリズム戦略に基づく提案について検討し議論しています。