ホーム > 知床白書 > 知床世界自然遺産地域年次報告書(平成24年度)

 知床白書    Shiretoko White Paper

付録

1. 社会環境

5. 調査等事業

6. 普及啓発イベント一覧

7. 普及啓発資料一覧

9. 事務所一覧

5.調査等事業

(12)2012年度オルマップ川調査

資料名

森田健太郎、未発表

調査主体・事業費

森田健太郎・羅臼町  0円

評価項目

海洋生態系と陸上生態系の相互関係が維持されていること。
遺産地域内海域における海洋生態系の保全と持続的な水産資源利用による安定的な漁業が両立されていること。
河川工作物による影響が軽減されるなど、サケ科魚類の再生産が可能な河川生態系が維持されていること。

評価指標

遡上数、産卵床数、河川工作物の溯上及び産卵への影響

評価基準

各河川にサケ類が遡上し、持続的に再生産していること。
河川工作物による遡上障害が実行可能な範囲で回避されていること。

<平成24年度の具体的調査手法>
水温ロガーによる水温データの計測
エレクトロフィッシャーによる魚類の捕獲

<平成24年度の具体的調査データ、コメント>
○水温のピークが、初めて8月ではなく9月となった。
捕獲は、オショロコマ20尾、ヤマメ149尾、サクラマス8尾、ウグイ2尾で、ヤマメはほとんどが未成熟であり、昨年設置された魚道を遡上したサクラマスから生まれた個体であると推察される。
○魚道の設置により、魚類の分布が上流へシフトしていると推測された。
○捕獲したオショロコマは非常に少なかったが、各年齢とも過去の記録に比べて大型であったため、ヤマメの個体数の増加によりオショロコマの成長が抑制されているとは考えられない。