斜里町、羅臼町のヒグマ目撃件数は全道的にみても突出して多く、近年、人の存在を恐れず避けない個体が増加し、利用者とヒグマとの遭遇や住民の生活圏への出没などが日常的に発生している。 その結果、人家や道路付近への出没時の対応件数が増加するとともに、遊歩道などの頻繁な閉鎖や、農業・漁業被害が発生しており、住民の不安感も増大している。 遺産地域の利用者・漁業者の活動圏及び隣接する住民の生活圏等への出没の増加と対策活動件数の増大や、ヒグマを観察したい遺産地域の利用者と事故を未然に防ぐために活動している保護管理活動従事者との間の対立が重要な課題となっている。 また、近年は地元猟友会の会員数の減少や高齢化、捕獲技術の伝承等が課題となっている。