資料名 | 平成23年度シマフクロウ保護増殖事業(給餌・監視・生息状況調査・巣箱設置等業務)報告書 平成23年度釧路湿原野生生物保護センターにおける希少猛禽類飼育等業務報告書 |
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調査主体・事業費 | 環境省 計約1980万円 |
評価項目 | 遺産登録時の生物多様性が維持されていること。 |
評価指標 | つがい数、繁殖成功率、巣立ち幼鳥数、新たな生息地への幼鳥の分散定着、死亡・傷病個体数 |
評価基準 | つがい数:登録時より増加 繁殖成功率:登録時よりの向上 巣立ち幼鳥数:登録時より増加 新たな生息地への幼鳥の分散定着:登録時より増加 死亡・傷病個体数:登録時より低下 |
標識の装着により、シマフクロウ個体を識別し性別、行動圏及び来歴等、個体の生態情報の収集整備を進めるとともに、河川環境等生息環境が改善するまでの暫定的措置として給餌を行い、また、根室振興局管内において生息域を監視し、加えて各管内の生息域等で巣箱の設置を行った。
死体収容された個体について病理解剖を行い、脂肪原因の究明など各種データを収集した。
○標識調査
オホーツク総合振興局管内で3羽、根室振興局管内で9羽に標識を装着した(ただし遺産地域外も含む)。
○給餌
根室振興局内3河川において給餌を行った。専門家への聞き込み調査によると、給餌池等に依存している個体数は根室振興局管内で計6羽である。
なお、各生簀の給餌量はオオワシ等による採餌や個体数等、現地の状況を見ながら全体量を調整した。
○巣箱設置
根室振興局管内において、巣箱を3つ設置、1つ架け替え、2つ撤去した。
○収容
新規に生体で4羽収容した。うち3羽は放鳥または動物園への譲渡を行った。
根室振興局管内で死体収容された3羽について剖検を行ったところ、死因は溺死等によるものであることが分かった。