資料名 | 平成23年度 知床世界自然遺産地域における利用状況調査業務 平成23年度 知床国立公園海域利用等における利用動向調査 |
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調査主体・事業費 | 環境省 計約410万円 |
評価項目 | レクリエーション利用等の人為的活動と自然環境保全が両立されていること。 |
評価指標 | 利用者数、利用方法、利用者特性 |
評価基準 | 各利用拠点の特性に応じた適正な利用となっていること。 |
知床国立公園の利用者数等のデータを収集し、取りまとめを行った。
観光船、シーカヤック、サケマス釣りの利用者数については、ヒアリング等でデータを収集し、その他の利用者数等については、環境省および各関係機関等が収集している情報を入手し、取りまとめを行った。
環境省が設置するカウンターデータについては、環境省より提供されたデータを整理し集計を行った。知床五湖とフレペの滝については、カウンターの精度を測るため、現地で誤差測定を実施した。
「平成23年度 知床世界自然遺産地域における利用状況調査業務報告書」
「平成23年度 知床国立公園海域利用等における利用動向調査業務報告書」
参照。
知床世界自然遺産地域の利用状況については、昨年と比較してウトロ側で全体的に減少傾向にある。これは、東日本大震災による観光客の減少や、福島原発事故による外国人観光客の減少などの影響が考えられる。その中で斜里町の観光客入込数は前年比97%で大幅な減少には至っていない。ボランティア活動施設の利用者数については、前年比84%増と大幅な増加となっている。
一方で羅臼町の観光客入込数は前年比88%であるにもかかわらず、羅臼観光船、羅臼ビジターセンター、知床岬方面については、利用者が増加している。
知床五湖の利用については、地上部歩道利用者数が昨年の3 割程度となっている。これは利用調整地区制度により、地上部歩道が要手続きとなったことが要因と考えられる。昨年まで高架木道利用者数と地上部歩道利用者数は重複していたため今年の高架木道(のみ)利用者とは単純に比較はできないが、昨年と比較して今年の高架木道利用者はわずかながら増加している。
岩尾別登山口および羅臼温泉登山口の入山者数は昨年と比較してわずかに減少しているが、縦走利用者は昨年の3 割増となっている。これは、本年度より道路特例使用制度(6 月25 日から8 月25 日まで)が試行され、6 年ぶりに硫黄山登山口の登山者利用が可能になったことが要因であると考えられる。