ホーム > 知床白書 > 知床世界自然遺産地域年次報告書(平成27年度)

 知床白書    Shiretoko White Paper

はじめに

知床世界自然遺産地域
区域図

トピック

1. 世界自然遺産登録10周年記念事業

2. 北海道知床世界自然遺産条例

3. 第39回世界遺産委員会における決議

4. 大規模地滑りによる海岸隆起

1. 管理計画の実施状況一覧

2.北海道知床世界自然遺産条例

知床が7月に世界遺産登録10周年を迎えたことを契機に、国内の世界自然遺産地域では初となる「北海道知床世界自然遺産条例」が制定された(平成28年4月1日施行)。また、条例に基づく施策のひとつとして、遺産登録年に知床に流氷が初めて接岸した1月30日が「世界自然遺産・知床の日」として定められた。

条例案の策定にあたっては、平成27年度中に様々な検討が進められた。地域住民や道民の意見を条例に反映するためのパブリックコメントの募集が行われた他、知床エコツーリズム戦略に基づく提案制度を利用し、適正利用・エコツーリズム検討会議の下に検討部会が設置され地域関係団体等の参画を得て検討された。

それらの意見を踏まえて完成した条例には、知床世界自然遺産の保全と適正な利用に関する基本理念や道の責務、道民・来訪者等の役割や基本的な施策等が定められている。条例を機に知床の価値を改めて見つめ直し、より良い形で将来の世代へ引き継いでいくことが期待される。