国立公園指定50周年を迎えた昨年に引き続き、7月17日に世界自然遺産登録10周年を迎えたことを記念して様々な記念イベントが開催された。
平成27年7月4日には、斜里町公民館「ゆめホール知床 文化ホール」を会場に記念式典・講演会が開催された。イベントには、知床が世界遺産に登録された2005年に北海道日本ハムファイターズに移籍した稲葉篤紀氏(現北海道日本ハムファイターズSCO)がゲストとして招かれ、これまでの10年間の歩みや北海道の自然との関わりについて記念講演を行った。
翌日の7月5日には、知床世界遺産セミナーとしてNHK公開セミナーや知床世界遺産科学委員会委員による報告会「森〜川〜海をつなぐ知床世界遺産10年の歩み」が開催された。報告会では、科学的な立場から知床を見続けてきた科学委員会の委員や行政機関の担当者から知床の海の変化やエゾシカを減らす試み、ダムの改良、エコツーリズムに関する10年間の流れや取り組みが紹介された。報告会には、斜里町・羅臼町内外から122名が集まった。