ホーム > 知床白書 > 知床世界自然遺産地域年次報告書(平成25年度)

 知床白書    Shiretoko White Paper

はじめに

知床世界自然遺産地域
区域図

第3章 適正利用

2. 適正利用促進の取組

1. 管理計画の実施状況一覧

(8)管理機関以外の遺産地域内での取組

1)知床雪壁ウォーク2013

羅臼町と斜里町ウトロを結ぶ知床横断道路(国道334号)が開通する前に国道を歩く知床雪壁ウォーク2013を知床雪壁ウォーク実行委員会(羅臼町、斜里町、両町観光協会)主催で、平成25年4月14日に実施した。コースは羅臼コース(10km)とウトロコース(6km)の2つから選べ、羅臼コースは知床峠から羅臼側の1.5km区間を、ウトロコースは知床峠からウトロ側3kmの区間の国道を歩き、道路管理者である北海道開発局の除雪状況も見学できる。5歳から85歳の参加者が集まり、羅臼コースが294名、ウトロコースが262名、合計で556名全員がそれぞれのコースを完歩した。

2)知床紅葉ウォーク2013

知床の世界自然遺産登録を後押しするために、平成16年から始まった知床紅葉ウォークを、知床紅葉ウォーク実行委員会(羅臼町、斜里町、両町観光協会)主催で、平成25年度も10月4日に実施した。道の駅知床・らうすから、知床横断道路(国道334号)を歩いて知床峠をゴールとする「知床峠コース(17.3km)」と、同峠を越えてウトロの知床自然センターまで歩く「知床横断コース(28km)」の、二つのコースが設定されており、全国各地から集まった188名の方が、北方領土である国後島を望みながら知床横断道路を歩いた。両コースの内訳は、知床峠コースが126名、知床横断コースが62名であった。