知床半島ウトロでケイマフリを観察しよう!
知床のケイマフリを観察するのなら、繁殖期の5月〜8月にウトロの観光船やシーカヤックに乗ると、その姿を見る事ができます。運が良ければウトロ漁港の堤防などからも見る事が出来ます。日本国内ではここ知床半島ウトロほど手軽にこの鳥を見る事が出来る場所は他にありません。ケイマフリは、その美しい鳴き声も魅力の一つです。知床連山や険しい断崖、澄みきった青い空と黒々とした海に囲まれたロケーションの中で、普段味わう事の出来ない”癒し”を体感できるはずです。
またケイマフリ以外にもウミウ、ウミネコ、オオセグロカモメの繁殖コロニーが断崖に見られ、こちらも一見の価値があります。海鳥の数とその鳴き声に圧倒されることでしょう。春・秋の海鳥の渡りのシーズンには、アカエリヒレアシシギ、ハシボソミズナギドリ、ミツユビカモメの大きな群れに出会える事もあります。
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観光船に乗る時などに便利なアイテムです。快適に、そしてより楽しむために参考にして下さい。
![]() 双眼鏡 |
海から知床を見るには双眼鏡があると大変便利!断崖や滝、海鳥やヒグマの姿も大きく見えます。双眼鏡を使えば見えるものが格段に増えます。双眼鏡をレンタル(有料)できる観光船もあります。でも覗き過ぎて船酔いしないように! |
![]() カメラ |
美しい知床の海をたくさん撮影してください。本格的に撮影したいなら一眼レフカメラがお勧め!船の手摺や壁を利用して手ぶれを抑えると効果的。船の水しぶきや雨に濡れると故障の原因になるので注意が必要です。潮風には海水の小さな飛沫も混じっています。お手入れを忘れずに。素敵な思い出と作品をどうぞ! |
![]() 上着 |
天候が優れないときや風の冷たい季節には、レインジャケットやパーカーなどを着ると快適です。陸上にいる時は寒くなくても海上の風は冷たいこともあります。また乗船中に風に当たり続けると想像以上に寒くなるものです。 また知床では7月でも肌寒い時はあります。薄手の軽い物でも役に立ちます。また水飛沫が飛んでくる事もありますから用意しておくと良いでしょう。 |
![]() 酔い止め薬 |
海を楽しむ上で船酔いは最大の敵!せっかくの旅の思い出が台無しです。船酔いの不安がある時は乗り物酔いのお薬を飲みましょう。 |
ウトロの観光船・シーカヤックガイド事業者・漁業関係者・宿泊施設関係者などの地域の方々のほとんどが、ケイマフリプロジェクトへ参加されており協力体制が出来つつあります。観光船・シーカヤックなどの船舶のケイマフリへのアプローチは慎重に行っており、写真撮影などのための接近のリクエストを頂いても御希望の距離に近づく事が出来ない場合があります。知床の海域自然環境保護のためのウトロ地域の皆さんの”想い”にご理解とご協力をお願い致します。
海上からのゴミの投棄はやめましょう!
〒099-4354
北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10
知床世界遺産センター内
TEL 0152-24-2297
FAX 0152-24-3646
〒085-8639
北海道釧路市幸町10-3
釧路地方合同庁舎4階
TEL 0154-32-7500
FAX 0154-32-7575